愛犬のトイレの話|2026年9月26日更新

毎朝、床を拭いているあなたへ。
それは、あなたのせいではありません。

動物病院の獣医師。保護施設で、毎日50頭のトイレを見てきた。母も獣医師だった。
犬のトイレの失敗に悩む飼い主さんは、とても多くいます。
編集部は、その答えを知るために、獣医師の美馬 遥さんに話を聞きました。
美馬さんのお母さんも、40年たくさんの犬を診てきた獣医師です。でも、そのお母さんでさえ、自分の犬「ハナ」のトイレだけは、最後まで直せなかったといいます。
「母が知りたかった答えを、かんたんにお話ししますね」。美馬さんは、そう話してくれました。
ひとつでも当てはまったら、最後まで読んでください。
トイレに困ると、みなさん次のことを試します。
シーツを増やす。厚いシーツに替える。スプレーをかける。しつけ教室に預ける。消臭剤で床を拭く。

買った日は「今度こそ」と思います。でも、失敗はまた起きる。そして、また次の物を買う。
でも、安心してください。それは、あなたのせいでも、愛犬のせいでもありません。
お母さんが亡くなったあと、美馬さんは実家を片づけました。

押し入れから出てきたのは、シーツの箱、使いかけのスプレー、しつけの本。お母さんが試した物が、そのまま残っていました。
「母は帰るといつも、ハナより先に床を見ていました。叱ったあとは、小さな声で『ごめんね』と言っていたんです」
人は、白いシーツを見れば「ここがトイレ」と分かります。
でも犬は、目ではなく、鼻(におい)でトイレの場所を決めます。犬の鼻には、においを感じる細胞が、人の約40倍もあります。
においの目印がない白いシーツは、犬にとって「文字の書いていない看板」と同じです。

大学の実験でも、同じことが分かっています。見た目がまったく同じ2枚を並べると、84%の犬が、においのある方を選びました。

犬は大昔から、お母さん犬のおしっこのにおいをたどって、トイレの場所を決めてきました。
そのにおいの正体が、「フェロモン」という特別なにおいです。

フェロモンって、なに?
犬どうしが、言葉のかわりに使う「においの手紙」です。
おしっこの中に入っていて、ほかの犬に「ここがトイレだよ」と伝えます。
犬にしか分からないので、人は気づきません。いい香りやスプレーのにおいとは、まったく別のものです。
つまり、フェロモンさえあれば、教えなくても、犬は自分でトイレに向かうのです。
答えは、どれも同じです。どれにも、フェロモンが入っていません。
シーツは、ただの紙とプラスチック。においも、フェロモンもありません。犬にとっては「文字の書いていない看板」と同じです。
においはあっても、フェロモンではありません。しかも、すぐに消えてしまいます。消臭剤は、床に残っていたフェロモンまで消してしまいます。
人の声や合図は、フェロモンではありません。人がいないと、元どおりです。
においがあっても、フェロモンがなければ、犬には伝わらないのです。
「母には、間に合いませんでした。でも、同じ思いをする飼い主さんを、これ以上ふやしたくなかったんです」
そう考えた美馬さんが、保護施設と、生地の工場と、一緒に作ったのが、フェロモンを布に配合した、はじめてのトイレパッド「ワンドライ」です。
できることは、3つです。

保護施設と協力してくれた家庭で、これまで3,800頭が試しました。


汚れたら、洗濯機で洗うだけ。300回洗っても使えるように作られています。
出かけて、帰ってきた夜に、見てください。

雑巾を取りに行く前に、この子の顔を見ている。「また?」ではなく、「ただいま」と言える。そんな毎日に変わります。
シーツとスプレーに月5,000円なら、1年で約60,000円。2年、3年と、ずっとかかり続けます。
ワンドライは洗って使うので、お金がかかるのは、最初の1回だけです。


いちばん選ばれています
ワンドライ 6枚セット
38,890円(税込)
1枚あたり 約6,482円・送料無料
3年使えば、1日約36円
1か所だけなら 3枚セット(26,890円) もあります。
RISK FREE
90日間 返金保証
敷いた初日で決めなくて大丈夫です。
出かけた日に試して、帰った夜に確かめてから決めてください。
「四隅がずっしり、真ん中はきれい。それが2日で終わりました」
シーツの端に足だけ乗せてする子で、床拭きが毎朝の仕事でした。Mを寝床から離して1枚敷いたら、2日目の夜から跡が真ん中に。3週間で床に一滴もありません。洗濯は2日に1回、ネットに入れて他の物と一緒です。
小林さん・52歳(柴犬・4歳)
「玄関を開けた時のにおいが、まず消えました」
仕事で8時間空けるので、帰宅のにおいと床拭きが一番の悩みでした。今はパッドの上だけ。表面はさらっとしていて、玄関でにおいません。10年買い続けた厚手シーツの箱は、まだ押し入れにあります。
田中さん・58歳(トイプードル・7歳)
「粗相ゼロではないけど、床には無い」
足腰が弱った12歳の子と、3歳の子の2頭です。リビングと寝室にLを1枚ずつ敷いて、洗い替えを2枚ずつ、合わせて6枚を回しています。失敗が全部なくなったとは言いません。でも床に無いので、拭き掃除と消臭剤が要らなくなりました。
山田さん・61歳(雑種・12歳と3歳)
敷いた日から向かう子もいれば、1〜2週間かかる子もいます。長くよそでしてきた子は、前の場所をよく拭いてから敷いてください。
はい。すぐに中へ吸いこみ、床へ通さないので、8時間あけても床は乾いたままです。
合図は布の中に入っているので、洗っても消えにくく作られています。300回の洗濯を考えた作りです。
「トイレが直らないのは、あなたのせいではありません。母も、そうでした」
「今日から、床に『においの目印』を敷いてあげてください。帰ってきたら、床ではなく、この子の顔を見られるように」
取材・文|いぬと暮らし取材室